ナースの私が夜勤中に最も恐怖を感じた血まみれ事件
前回の記事では夜勤中に心霊現象より怖かった事件ベスト3の2位まで紹介しました!
今日は第1位の紹介です!!!
夜勤の巡視中、廊下に思い当たるふしのない血痕がポタポタとたれていて
ものすごーーーーーく嫌な予感
血痕をたどって廊下を曲がると
音も無く俊敏に動いているものがみえる
慌ててかけよると…………
「血まみれの患者さん」
看護師の皆さんはこのときの恐怖について、同意してくれるはず…
この患者さんは寝たきりで傾眠だった患者さん
動けるはずのない患者さんが夜になると急に元気を取り戻し動けることがあるのです
そして音も無くベッドから脱走
血まみれなのは点滴を自分で抜いたから!!!
※「点滴もう終わりって聞いたから抜いといたよ〜」という意識清明な若い患者さんがいて驚愕したことがあります!!!
自分で点滴を抜くのはほんと危険です!!!
辞めて下さい!!!
対策:すぐに近くにあったスタッフコールを押して人を集めました!!!
止血すると同時に、反対側の腕で血圧測定!!!
待機ドクターへの報告のコール
患者さんをベッドに戻す
いろんな作業を分担して、ほぼ同時にやりました!!!
新人看護師の皆さん、繰り返しますが、自分一人でなんとかしようとせず
「人を集めることが大切です!!!」
医療の現場では時間との勝負だったり、自分一人の判断が危ないことが多々あります
「相談する」は大きなポイントです!!!
今回の事件はインシデントです!!!
インシデントとは?
実際には事故につながらなかったが、可能性として、重大な事故になっていたかもしれない事態のことをさす。
その時は患者さんの状態に影響はなかったのですが
もし患者さんが頭を打っていたら?
もし貧血になっていて、倒れていたら?
と思うと想像しただけで、恐怖です
この後はレポートを書いて
カンファレンスを開いて事例検討
こういう対応の仕方が良かったのでは?
再びこのようなことが起こらないようにはどうしたらいいのか?
など話し合いました
この他にもブログに書けないような事件の数々が…
笑あり、涙ありの刺激的な毎日です